【1】C型肝炎助成について
2008年4月から、C型肝炎の根治を目的とするインターフェロン治療を受けるすべての方に対して、医療費の公的な助成制度が始まっています。ペグインターフェロンとリバビリンの併用療法もこの助成の対象です。 2009年4月、2010年4月には一部改正が行われ、さらに一層充実し利用しやすくなりました。
1.助成の対象(2010年4月現在)
C型肝炎の根治を目的とするインターフェロン治療を受ける方が対象となります。感染経路は問わず、過去にインターフェロン治療を行った方が、再びインターフェロン治療を行う場合も助成の対象となります。しかし、根治を目的としないインターフェロン少量長期療法や他の薬剤による治療は助成の対象となりません。
2.助成額と助成期間
インターフェロン治療にかかる薬剤費、診察費、入院費などの自己負担の上限を、所得額に応じて月額1から2万円とし、残りの費用を国と自治体(都道府県)が負担します。
また、2010年4月からは、インターフェロン治療において、医学的に効果が高いと認められる患者さんに対しては2回目の制度利用も可能になりました。ただ、前回治療でペグインターフェロン、リバビリン併用療法でも36週でC型肝炎ウイルスが陰性化しなかった方、前回治療で72週の投与を受けてもウイルスが陰性化しなかった方は、この2回目の助成は受けられません。これらの、現治療法でも難治性の方については、将来認可されるであろう新薬が保険適応されるのを待たれることをお勧めします。
3.申請の手続き
担当医に申請が可能かどうかを確認し、所属の保健所(いなべ市は桑名保健所 電話0594-24-3625)に連絡し、書類を送付してもらいます。担当医に診断書を記入してもらい、所定の申請書を用意し郵送すれば、制度利用が可能となります。
以上の内容の詳細は下記アドレスのインターネットで確認できます。
【2】B型肝炎について
B型肝炎についても2010年4月から、B型肝炎ウイルスに対する特効薬である核酸アナログ製剤(商品名;ゼフイックス、ヘプセラ、バラクルード)でも医療費助成が下りるようになりました。この核酸アナログ製剤は、B型肝炎の方すべてに適応があるわけではないので、かかり付けの先生に適応があるかどうかをお尋ねください。
申請は、C型肝炎の申請と同様に保健所に連絡をして、書類を病院に提出してください。
【3】身体障害の適応
肝炎ウイルス、先天性代謝疾患、胆道閉鎖症等の原因による肝硬変の方で、黄疸、腹水、肝性脳症、出血傾向等の重度の肝障害が発生している方に対して身体障害の適応がおります。認定の等級に応じて申請することで、医療費の助成が受けられ、また、生活面においてもさまざまな、援助が受けられます。ご自身に適応があるかどうかは、医師にお尋ねください。
書類は、当院では、医療相談室においておりますのでお尋ねください。また、所轄の市役所でも人手できます。
上記の申請、資料については下記のホームページを参考にしてください。
●厚労省のHP
http://www.mhlw.go.jp/
から「肝炎総合対策の推進」「肝炎治療に対する医療費の助成」をクリックします。
●ウイルス肝炎研究財団
http://www.vhfj.or.jp/08.consul/index.html
●製薬会社のHP
http://www.c-kan.net/lecture/
http://www.kanenzero.jp/
以上、肝炎に関する申請について説明いたしました。
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